退職者会総会 平和で輝きのある高齢社会を

第三六回大阪府関係職員労働組合退職者会の総会が九月二十五日(金)午後一時からホテルアウイーナ大阪(元なにわ会館)で開催され、七十人が参加しました。
総会(一部)は退職者会幹事の麻野 京子さんの司会で開会を宣言。冒頭、前回の総会から一年の間に亡くなられた十八人の方を偲んで参加者全員で黙祷を行いました。
その後、農林支部出身の神田 正徳さんと府税支部出身の一木 信子さんが議長団に選出され、議事が進められました。

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「結束と交流を深め組織の力の発揮を!」佐谷会長あいさつ
議事の冒頭、佐谷 史郎会長は、「日本で六十五歳以上の人口が三千万に達したが、高齢者が増えることは良くないという風潮がある。自公政権が崩壊、政治の流れを変えてほしいという国民の願いが民主党政権を生んだ。しかし、民主党の古い体質が変わらないと政治の本質は変わらない。国民的な運動が求められている。結束と交流を深め組織の力を発揮したい」と力強く挨拶しました。

「圧倒的な職員が不便になるWTCへの移転」平井府職労委員長挨拶
続いて平井 賢治府職労委員長が「今、府議会で府庁のWTCビルへの移転問題が焦点になっている。防災上問題では防災拠点としての役割が果たせない、又圧倒的な職員が不便になると言っており、WTCビルへの移転をストップさせるよう頑張る。
府の解体を叫ぶ橋下知事は市町村や民間へどんどん仕事を投げ出しており、府職労の奮闘が求められている。退職者会のみなさんの応援を願っています」と挨拶しました。

人生の歩み方を考えさせられた正念寺住職 長田 譲さんの講演
その後、衛都連退職者会の寺田さんの来賓あいさつ、全国自治体退職者会のメッセージ紹介と続き、真宗佛光寺派正念寺住職・大阪宗教者平和協議会事務局長の長田 譲さんの講演へと進みました。
講演は、「幽霊の歩き方と人生の歩み方」と題し、幽霊(髪の毛が背中に長く伸び、手は手首が前に垂れ、足がない)の姿を通して、自分の在り様(過去に縛られ、将来のことが気にかかる、現在のやることが地につかない)を考えるという意味を面白く話されました。自分の人生・生き方をじっくり考えさせられる話でした。

二〇〇九年度経過報告と決算報告は、左海 延行事務局長と下村 治雄会計がそれぞれ報告し、拍手で承認されました。
二〇一〇年度活動方針(案)と二〇一〇年度予算(案)は笹江 昭雄副会長と下村 治雄会計が提案し、質疑・討論に入り、三人の方から意見が出されました。
出された意見と事務局からの回答は次のとおりです。

提出された議案に対し活発に質問・意見出される
(中山さん)
「予算について決算報告の繰越額と予算案の繰越金の金額が違うが、誤りではないか」

(下村会計)
「事務的ミスで申し訳ない、予算案の繰越金の額を決算報告の繰越額に修正願いたい」

(鈴木さん)
「河内長野市と千早赤阪村の市町村合併論議のなかで、橋下府政の担当課長は『合併交付金二十億円にプラス十億円合計三十億円を全て千早赤阪村に使う』と嘘を言った。(実際は合併後の河内長野市が使うことになるのに)
そして合併が不調に終わると、今度は『合併支援については一切打ち切る』と言ってきた。さらに、橋下知事は『合併不調は千早赤阪村の議会に責任がある。これで道州制が遅くなった』との談話を発表。地方自治を蹂躙する知事の姿勢に怒りを禁じえない」

(内山さん)
「十月十七日の府職労『文化祭』で退職者会のコーナーを設けるよう文化祭実行委員会に要望するようお願いしていたが、どうなりましたか。また、最近開催された別府での高齢者集会に参加したが、その講演の中で介護保険制度が受け皿となって後期高齢者医療制度が導入された。この介護保険制度の廃止こそ重要であるとの指摘があった。このことを活動方針に盛り込むべきではないでしょうか」

(左海事務局長の回答)
「府職労文化祭の退職者会のコーナーについては実行委員会に要望し、場所を確保してもらうことになっていますのでこの場で展示等の申し込み用紙を配布します。
他のご意見は最もなご意見ですので、今後の活動に生かして行きたいと思います。」

以上の討論の後採択に入り、活動方針案・予算案とも全会一致で採択されました。

その後、総会宣言を採択。 今年、卒寿と傘寿を迎えられたそれぞれ四名と二十九名の方を代表して、総会参加の船橋 一行さんと杣野 美喜子さんに長寿の表彰状とお祝いの図書券が議長団から手渡され、総会(一部)は閉会となりました。
なお、出席されなかった長寿の皆さん方には、後日自宅宛に表彰状とお祝いの図書券を送付させて頂きました。