現場最前線で働く看護師の声

現場最前線で働く看護師から声が届きました。現場でコロナ患者と向き合う彼女たちに感謝の言葉とエールを送り続けていますが、彼女からは「最前線の現場で働いてるからといって感謝されること全くない」という言葉でした。それは日々、患者から寄せられる不満に対応できてないからだということでした。
彼女の声を紹介します。
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当然ながら面会は禁止。濃厚接触者の方も病院来ないように説明しています。入院の際、ある程度の荷物は持参されてますが、生活してもらうなかで必要なものも出てきます。なかには2日分の着替えしか持ってきてなかったり。困ったのはパートナーも同時入院されたとき、共有しながら使うからとそれぞれ必要なものを持参してなかったり。患者同士もお互い接触しないようにしてるのに。当初は買い物希望を1日1回一人ひとり聞いて、担当看護師が院内のコンビニエンスストアで購入してました。お茶、お水(2L・1L・500mlとサイズもいろいろ)、その他の飲料水、ヨーグルトやゼリーの銘柄の指定、おやつ(柿ピーやパンなどの種類の希望もあり)日用品、テレビカードなど。お金の管理をするのも担当看護師です。
そのうち「ほしいものをなぜすぐ対応できないのか」といった声も出てきました。看護師だけでは対応できず、事務職の方にも買い物してもらっていましたが、事務職の業務もあり、負担は大きくなってきました。しばらくして「買い物リスト」を作成し、内容を限定し、それ以外は患者個人でネットで購入していただき、病院に届いた荷物を看護師が受け取り渡しています。もちろん家族からの荷物の郵送の受け取りもしてます。患者増加により院内での買い物の負担も大きく、買い物希望は中止になりました。もちろん患者からは不満が出ます。「お水くらい買ってきてもらえないのですか?」と。熱湯も提供してないので、カップ麺があっても食べること出来ません。
患者にとっては、普段の生活が大きく奪われてます。私が患者の立場だとしても、何でこんなこともしてくれへんのと感じると思います。
しかし、医療者側になると感染防止・管理上の責任もあり希望に沿った対応ができていないのが現実です。モチベーションが上がるはずありません。保健所の方たちも不安を抱えた患者の入院までの細々した対応も本当に大変だなと思います。