【書籍のご案内】コロナ最前線対応「仕方ない」から「あきらめない」へ -大阪府の保健師、保健所職員増やしてキャンペーン-

コロナ最前線対応「仕方ない」から「あきらめない」へ -大阪府の保健師、保健所職員増やしてキャンペーン-

大阪府関係職員労働組合・小松康則(共著)

A5判/縦210mm 横148mm 厚さ10mm 重さ 300g 122ページ

定価 1,000円+税

詳しくはこちら:版元ドットコム

10冊以上のご注文は割引き価格にて発送しますので、府職労(06-6941-3079)までご連絡ください。

紹介

 コロナ禍による大阪の医療崩壊の凄まじさは医療現場だけではない。感染者と医療現場をつなぐ保健所は、人手不足の上に従来の感染症対応にコロナ対応が加わり、そこで働く保健師と保健所職員は連日連夜の過酷な労働を強いられている。また責任を現場に押し付けるトップダウン行政によって、保健所へのプレッシャーは一段と強まっている。その背景には、政府が進めてきた「行政改革」路線での公務員削減、さらに2008年以降の維新府政が職員・労働組合と住民間の分断を進めてきたことなどがある。
 本書は、コロナ最前線でたたかう保健師と保健所のリアルな実態を伝えるとともに、さらに「公務員だから仕方ない」というあきらめから「あきらめなくていいんだ、声をあげてもいいんだ」とチャレンジしていく志高い姿を、これからの労働運動や市民運動へのヒントあふれる視点で描いたドキュメントだ。

Community Organizing Japan 代表理事 安谷屋貴子

 「労働組合の運動」「公務員の運動」に止まらず、大阪で暮らすすべての人の課題にどうできるかがこのキャンペーンのポイントだった。保健師の仕事内容や声、保健所に支えられてきた地域の声を発信して、共感を広げ、“公務員バッシング"を乗り越え、世論を味方にして増員を実現したプロセスの記録!

目次

はじめに

第1章 保健所のシゴト、保健師のシゴト
・社会を看護する
・保健所はどのように誕生したか
・大阪府の保健所は減らされた(大阪府の保健所行政の変遷)
・マンガで見る保健所のシゴト

第2章 コロナ禍の保健所の1日
1.「誰のため、何のため」を日々自分に問いかけ
2.「頭が働かない。もう無理」と午前3時に帰らせてもらった
3.午前9時、いっせいに鳴り出す電話、昼食を食べたのは16時
4.深夜の帰宅を7回繰り返す7連

第3章 地域住民の命と健康を守りたい!大阪府の保健師、保健所職員増やしてキャンペーン
・コミュニティ・オーガナイジングをいかして
・気持ちを共有し、キャンペーンスタート
・気持ちを共有し、元気の出るミーティング
・キャンペーンタイムラインに沿った取り組み
 1.戦略を伝える
 2.初体験 オンライン署名スタート
 3.現場の実態、リアルな声を伝えたい
  ・保健師、保健所職員の声
  ・保健師緊急アンケート結果概要
  ・署名賛同者からいただいたメッセージの一部
 4.保健所の仕事を知ってほしい
 5.つながりをつながりをいかして、関係者のみなさんといっしょに
  ・パブリック・ナラティブ
 6.いよいよ署名提出へ
  ・府民一人一人を大切にできる仕事がしたい
  ・難病患者を見捨てないで
  ・保健師さんが助けてくれた
  ・すべての命と健康が損なわれないように
 7.保健師定数増が実現

第4章 分け合い、与えあって、生きていくことができる社会へ
・「自己責任」と一体で進められた公務員削減
・住民の声を聞くことは非効率?
・今こそ憲法25条をいかすとき
・新しい労働組合運動への期待

おわりに

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