コロナ禍での保健師の声【11/10更新】

【保健師の声1】2020.8.25

自宅待機中に急変する人も後を絶たず、救急車呼んで病院に直接連絡してベッド確保できるまで帰れない日々が続く。夜中にタクシーで帰って、明け方にコールセンターからの電話で起こされることもある。

【保健師の声2】2020.8.25

患者さんの行き先(入院先)確保も保健師の大切な仕事。「入院フォローアップセンター」や救急隊任せでは時間がかかることもある。なので、どうしても時間外の対応も迫られる。しかし、上司からは「残業減らせ」と言われることがストレス。

【保健師の声3】2020.8.25

毎日新規感染者が発表され、増えた減ったばかり報道されるけど、1人でも状態の悪い方がいれば、入院調整、ベッド確保と業務は膨大に。大切なのは数や統計では見えない一人一人の命の重み。そこに向き合うのが公衆衛生の仕事。

【保健師の声4】2020.8.26

トップダウン体制や相対評価制度の影響で、上司のマネジメントがなくなり、災害時に現場判断ができなくなってる。目の前のことに流されて住民・患者最優先の対応ができなくならないよう保健師どうし助け合っていきたい。

【保健師の声5】2020.8.26

(23:17)毎晩のように夜な夜な自治体(勤務先等のある)から濃厚接触者の連絡が入り、すぐ対象者へ連絡して、検査の段取りまでしないといけない。本来時間と手間をかけるべきところにかけようとすると、どうしてもこの時間までは当たり前になる。

【保健師の声6】2020.8.26

子育て中の保健師も多い。それでも休日勤務もしている職員。親が知らぬ間に学校へ行ってなかったり、子どもへの影響が深刻。でも過労死ライン超えの残業してる職員を見てると、子どもを残してでも、少しの時間でも役立てるようにしないとと思う。

【保健師の声7】2020.8.27

仕事も大変、こどものケアもできない、こんな状況が続けば、子育てとの両立は無理と、また退職者が増えるのではと懸念します。せっかく保健師として入庁し、経験を積んでもてもまた辞めてしまう。どんな状況でも働き続けられる環境にしてほしい。

【保健師の声8】2020.8.28

既往症のある子がPCR検査結果待ちの間、急変したらどうしようと不安になり泣きながら入院させてほしいと訴えてきたお母さん。ゆっくり話を聞いてもっと共感して安心してもらえる関わりがしたいけど、時間に追われて心に余裕がもてないのがつらい。

【保健師の声9】2020.8.28

保健所で常にコロナに向き合う感染症チームも大変ですし、他のチームにも違う、見えない大変さがある。それを相対評価でランク付けすることは不適切で、もし低い評価をされたら、私は悔しくて仕方ないと思う。相対評価は今年度からやめてほしい。

【保健師の声10】2020.8.29

難病担当の保健師は、気管切開や死とも向き合わなければならない新たなALS患者や家族の相談も時間をかけて対応しながら、コロナ業務にも奔走しています。心の余裕をなくさないように心がけています。

【保健師の声11】2020.9.2

管理職から全職員に残業を減らすように周知された。それで次のピークがきたとき、やっていけるのだろうか。残業を減らすのは大切かもしれませんが、根本問題を解決せず、締め付けを厳しくしても、解決には繋がらない。

【保健師の声12】2020.9.2

保健師採用を大幅に減らし、オーバーワークで子育て両立できないとか、不誠実な評価で傷つき、今後の展望が持てずに退職したり、他の自治体に転職していった中堅職員が多くいたことで、保健師の層が薄くなってしまったことに改めて気づかされる。

【保健師の声13】2020.9.4

ピークが過ぎても通常業務もあり全く余裕がありません。緊急事態宣言後からは精神保健相談も急増し、自殺未遂ケースも多発。相談者のニーズに応えられるよう、事故が起きないよう、気持ちを切り替えながら対応するのに必死の日々です。

【保健師の声14】2020.9.6

コロナ感染者の多い大阪市保健所のフォローも府職員がやりつつ、府の保健所業務の効率化なんてほど遠いです。他市町村への影響も大きくなる。そんな中、大阪市廃止で特別区設置でよくなるとは思えない。住民投票よりコロナ対策を強化してほしい。

【保健師の声15】2020.9.6

感染症チームの保健師はもう限界に。夜間電話対応、いつまでも続く検査や病院の調整、患者さんへの時間をかけた対応など。たまの休日も寝れない、潰瘍になりそう、口内炎が大量にできる、何をしてるのかわからなくなるなど、過労死手前の状態。

【保健師の声16】2020.9.8

過労死寸前になりながら公務員として真面目に頑張っているのに、なんか虚しいですね。保健師の負担、全然減ってません。半年以上この状態続いて、なんとも言えません。今まで保健師の採用を抑えてきた結果ですよね。

【保健師の声17】2020.9.8

休日出勤しても本来業務の時間は確実に減ってる。諸々の状況を受け入れながら日々踏ん張っている。これは実働している人たちにしか見えてないことが悔しいです。上は締め付けばかりだなと感じるし、保守的な対応や発言に傷つくことがあります。

【保健師の声18】2020.9.9

2月中旬から始まり、もう9月も半ば「派遣や委託を入れたから大丈夫やろ」と知事やマスコミ等を通じて府民に思われてるのではないかという思いと現実とのギャップに胸が苦しくなる。保健師が倒れていくことは第一波の時から目に見えていたのに…

【保健師の声19】2020.9.9

あちこちの保健所で「21時までしか残業しないよう工夫しろ」「タクシー代ないから使わない時間に帰るように」と言われてる。上からの指示で言ってるのでしょうが…現場の気持ちを少しでもくんでほしいし、保健師を追い込む行為はやめてほしい。

【保健師の声20】2020.9.14

8月の自殺者数1,849人(昨年同月比で246人増)となっていることを踏まえ、国から自殺対策の重点的な取組の緊急要請が保健所に。コロナ渦が大きく影響していると感じる。自殺未遂者の対応も次々に入り、常に緊張感を持って対応しています。

【保健師の声21】2020.9.14

ホテル療養されている方からも「コロナに感染したことで解雇されるのではないか」という不安の声があった。管轄内での自殺未遂者支援も昨年度の約1.5倍増のペースの対応になっています。すぐに対応してもらえるような生活支援策が必要と感じる。

【保健師の声22】2020.9.19

コロナ感染者が減少傾向の報道が目立つけど、府内では毎日何十人もの感染者がいて、その中には重症の方、亡くなられた方もいます。保健所では休日出勤体制は継続してコロナ対応。決してコロナは収束していない。

【保健師の声23】2020.9.19

コロナ対応しながら今まで手が回ってなかった母子・難病の訪問や事業を考えていかねばならない。正直疲れました。家庭も犠牲にしてしまいました。気分が落ち込んだり波があります。何とか踏ん張っている状況です。

【保健師の声24】2020.9.19

コロナ対応と本来業務が並行しとても忙しい中、評価制度のための「チャレンジシート」を作らなければならない。この状況で一年の半分が終わったこの時期に作る意味がわからない。一体誰のため、何のために仕事しているのかわからなくなってくる。

【保健師の声25】2020.9.25

コロナ第一波のときより、確実に業務量は増えている。しかし、上司は本庁の顔色ばかり伺って、いかに残業を減らすか、夏季休暇を取らせるかが最大の関心ごと。

【保健師の声26】2020.9.25

子育て中や家族の介護をしている人も、少しでも他の職員の負担を減らしたいと、無理して土日祝出勤している中、土日祝出勤しない上司から「残業減らせ」「夏季休暇を消化しろ」と言われる。

【保健師の声27】2020.9.25

職員をいっさい増やさずに「過労死ライン超えてる」と、職員を呼び出して産業医面談やっても何の解決にもならない。このままの状態で残業減らせと言われると必要な仕事まで削らざるを得なくなる。

【保健師の声28】2020.9.25

公務職場で働く保健師は、地域住民のため、公衆衛生向上のため、必死に働いています。その真面目な熱意につけこむように「残業減らせ」の押し付けには憤りしかない。派遣や非常勤ではなく正規職員を増やしてほしい。

【保健師の声29】2020.9.25

自殺未遂の深刻な相談も増えている。その他の相談も急増。昨日は警察対応が2件もあり、緊迫した中、その他の相談予約もあり綱渡り状態。継続して丁寧に支援しなければならない人が増え続けている。時間外も対応しないと丁寧な支援ができない。

【保健師の声30】2020.10.13

誰のためでもなく住民のために働くのが保健師。ところが維新府政になり、少しずつ様子が変わっていきました。団塊の世代の退職、職場の若返りもありましたが、トップダウンというか、モノを言えない、言ってはいけない雰囲気になっていきました。

【保健師の声31】2020.10.13

2人の子を育てながら働いています。与えられた役割を遂行できなければ仕事を続けてはいけないのか、そんな葛藤の毎日。「仕事の代わりはできるけど、親の代わりはできないよ。子どもを一番に」と言ってくれる先輩の言葉に支えられています。

【保健師の声32】2020.10.13

いま周囲を見渡すと、子どもを犠牲にし、家庭を犠牲にし、自分の体も犠牲にし、それでも自分のことはさておき、長期間にわたり過労死ラインを超える長時間労働をしている同僚がたくさんいる。

【保健師の声33】2020.10.13

もし、保健所職員、保健師が減らされていなければ…中途退職していった仲間が働き続けられる環境があったら…ここまで酷いことにはなっていなかったはず。働き続けられる環境と人材が必要です。

【保健師の声34】2020.10.13

コロナのように起こった事象に対する業務はわかりやすい。でも、公衆衛生の成果は数値では測り切れないものだと思っています。住民サービス向上のめに、人員増を望みます。

【保健師の声35】2020.10.16

精神保健担当です。連日新規相談があり、もう少し丁寧な関わりが必要な方も後手後手に回ってしまいます。自殺未遂の相談も既に昨年の倍に。今後、こころの健康相談も増えることが予想され相談員の増も必要です。

【保健師の声36】2020.10.16

自殺未遂者は増加傾向。そして未成年が全体の3分の1を占める状況。コロナの影響と感じます。失業等の経済苦による自殺既遂、未遂、依存症相談もじわじわと増えています。

【保健師の声37】2020.10.16

保健所につながる精神保健相談は最後の「駆け込み寺」の要素があり、特有の病識の問題も相まって対象者支援につながるまでに多大な時間を要する。支援につながっていない方を含めると氷山の一角なのかも知れない。

【保健師の声38】2020.10.16

支援が必要な人に届けるには民間等では賄えない保健所の役割が重要。かつての保健所では保健所職員が草の根的に地域に出向き、課題を拾い上げていた。命に関わる課題に向き合うための人と時間が必要と感じます。

【保健師の声39】2020.11.14

管内で2桁の陽性者が連日発生。昼食が取れず18時過ぎに食べることも。昨日は終電前に慌てて帰宅。陽性者の調査と相談、方針決め、濃厚接触者の対応や他保健所への依頼等の繰り返しで誰に何を話してるかわからなくなってくる。

【保健師の声40】2020.11.14

9月くらいから頭が回らなくなり、今まで経験のないケアレスミスが続く。産業医に相談すると「脳がアラート状態」とのこと。脳のアラート状態は半年くらいが限界。アラート状態を一旦止めないといけないと。

【保健師の声41】2020.11.14

この期に及んで、まだ「時間外勤務を減らせ」と言ってくる上司がいる。昨日も夜10時にコロナ陽性者の発生届があがってきたというのに…いったいどうしろと言うのか。

【保健師の声42】2020.11.18

土曜出勤。10時半過ぎ10名近く陽性者判明、15時までに宿泊療養か入院かを決め対応。その後2名の発生。精神疾患相談ケースの受診調整、近隣病院の患者退院の調整も重なり、職場を出たのは深夜2時過ぎでした。

【保健師の声43】2020.12.11

2月からずっと中心で動いている保健師の異常な時間外労働の精神的身体的負担が心配。土日の出勤で終電過ぎるまで働き、平日も終電過ぎるまで働き、翌日また出勤という状況はもう本当に限界だと思う。

【保健師の声44】2020.12.12

連日陽性者が増加し、施設関係での発生も増え、個別だけでなく、集団への対応も重なり、さらに業務が急増しています。土日の人を増やすことで代休も増え、平日の業務がさらに過重になるという繰り返しになっています。

【保健師の声45】2020.12.27

残業が続き過度のストレスで、精神的疲労や身体の不調を訴える保健師、職員が出て、休まざるを得ない状況に。今後職場がまわっていくか。通常業務もままならず、保健所は限界に。

【保健師の声46】2021.1.1

大晦日も出勤「今日は絶対早く帰りたい」と出勤者全員で頑張ったけど、夕方に陽性者が一気に増え、電話対応で不安に応え、入院調整、宿泊療養の説明などの対応が続き、帰路についたのは新年を迎えてからに。

【保健師の声47】2021.1.2

大晦日も出勤し、夜中1時前に帰宅。元日も朝から出勤。年末年始関係なく陽性者の発生、症状の悪化などは続く。限られた人数で対応し翌日への引継ぎ事項を整理し終えたときには深夜3時を過ぎていました。

【保健師の声48】2021.1.2

大晦日に出勤し、帰宅したのは深夜0時過ぎ。ようやく眠りについた深夜3時にコールセンター経由で在宅療養中に症状急変と連絡があり対応。そして今日2日も出勤。確実に土日勤務よりもきつい年末年始。

【保健師の声49】2021.1.6

正月休み明けから保健所にはものすごい数の電話。そこに連日二桁の陽性者の発生届があり、休む間もなく残業が続いている。宿泊療養ホテルも入院先もすぐには調整がつかず、対応に時間がかかることも。

【保健師の声50】2021.1.7

過去最多560人の陽性者。23時過ぎ、何とか終電のあるうちに職場を出て帰路につく。深夜3時前布団に入った頃、入院調整の電話が入り対応。終わったのは4時前。朝からは本来業務の訪問の予定があり休めない。

【保健師の声51】2021.1.7

職員は連日残業で「今日は終電に間に合ってよかったね」という状況。お弁当を食べるのは夕方5時か6時。もう本当に医療現場も保健所も回りません。それでも知事は派遣や応援だけでしのごうとしています。

【保健師の声52】2021.1.11

陽性の方への調査や健康状態確認は、不安な気持ちに寄り添えるよう心がけて連絡をしていますが、数がどんどん増え、限られた保健師数で分担しているので、長時間お待たせしなければならず、それがつらい。

【保健師の声53】2021.1.17

入院や宿泊療養先が見つからず、自宅療養中の方の症状の急変が続き、夜中であっても、たまの休日であっても、携帯電話が鳴る。この1週間の夜中の着信は6回。眠れない。寝不足で体調もおかしくなってきた。

【保健師の声54】2021.4.3

人事異動があり、引継ぎしながら、急増する発生届を前に、みんな息切れ状態です。疲れが癒える時間がなく、あまりにもの慢性的な疲労が続き、1日の休暇では疲れが取れなくなってしまいました。

【保健師の声55】2021.4.3

コロナ以外の業務で支援している方や関係機関の方の中には、コロナ対応で大変だろうと相談や連絡を控えたり、大変な状況になるまで我慢していた方も。ここまで我慢させてしまったことが辛く申し訳ない。コロナ対応も続き、焦り悩む日々です。

【保健師の声56】2021.4.3

第4波の兆候がある中、保健師の約半数が異動。重要な事務処理を担っていた派遣職員2人も辞め補充がないまま。その仕事もみんなでカバーしながらのコロナ対応。保健師はほぼ全員定時に帰れない状況。雇用の安定した常勤職員を増やしてほしい。

【保健師の声57】2021.4.11

先々週から倍々で増えて、今週は連日900人前後の陽性者。あちこちから発生届が出てきてそれが深夜に及ぶことも。保健師の定数は1人増えたけど、もはや焼け石に水。1年必死に頑張ってきて2年目に入っての感染爆発。とてもじゃないけど、このままでは保健所は回りません。

【保健師の声58】2021.4.11

陽性になった方はいろんな大きな不安に陥ります。一刻も早くその不安に寄り添い、丁寧に聞き取り調査をしたいと思っていますが、数が多すぎて十分にできないことがつらいです。それでも発生届はどんどん押し寄せてきます。いつ終わるかわからないまま繰り返す毎日です。

【保健師の声59】2021.4.11

ようやく調査を終え入院や宿泊調整を開始しても、そこからがまた長い時間を要します。宿泊療養のための車の手配等も時間がかかります。入院もすぐにはできず、高齢者や少し酸素飽和度が低いからというだけでは入院できない状況です。現場では命の選別が起きています。

【保健師の声60】2021.4.11

緊急事態は保健所だけではありません。検査会社は多くの検体を毎日検査。集まった検体と名簿をチェックし、自らが感染しないよう細心の注意を払って深夜から明け方まで検査作業。帰れない方も多くおられるとか。過酷な現場です。国が検査体制を拡充してこなかったしわ寄せです。

【保健師の声61】2021.4.13

血中酸素濃度が低下していても入院フォローアップセンターから入院先がないと言われ、ホテル療養も3〜4日待ちが当たり前の状況になっています。もはや医療崩壊は始まっています。不安な中、自宅で過ごしている方を思うと申し訳なく胸が締め付けられる思いです。

【保健師の声62】2021.4.13

職員を増やすという単純なことがなぜできないのか理解できない。コロナでないときも職員が増えればそれだけ府民に還元できる仕事はできます。子育てや介護で中途退職しなくてすんだ仲間もたくさんいたはず。職員を大切にすることが府民サービスの向上になることを知ってほしいです。

【保健師の声63】2021.4.14

ここまで爆発した感染を抑えるには、人の流れを止めるしかないと思います。「マスク会食」や「見回り隊」では感染抑制はできません。現状では、次々に増える感染者の方に入院先や療養先も案内できず、救えない命が増えていくだけです。人の命を最優先に考えてほしい。

【保健師の声64】2021.4.15

吉村知事が連日テレビで発信されるので保健所には「いまテレビで知事が言ってたけど…」というお問い合わせも多数あります。朝から夜遅くまで対応に追われ、知事のテレビでの発言の一つ一つまで確認できておらず、答えられないこともしばしば。

【保健師の声65】2021.4.17

変異株が主流になり、家族全員が感染するケースも増えています。入院もできず、ホテルにも入れない高齢者の方もいて、不安に耐えながら家族で療養されていることを思うと心が痛みます。できることは毎日電話して状態の確認をすることだけ。いたたまれない気持ちです。

【保健師の声66】2021.4.20

SPO2が低下している患者さんを前に、一刻も早く入院させたいと思っても、入院フォローアップセンターからは「無理」と。「そんなこと説明できない」と訴えても「それを説明するのが保健所の仕事」と言われるだけ。救急隊の方からの苦情も多く、毎日つらい思いをしています。

【保健師の声67】2021.4.20

自宅療養中や入院調整中に症状が悪化し呼吸不全となり、救急車を呼んでも、入院先が見つからず、6時間も救急車の中で酸素吸入するということが頻繁に起こっています。深夜までの対応が続き、徹夜で働いている保健師もいます。

【保健師の声68】2021.4.21

若い方の感染者が増え30~40歳代の重症者も増えています。しかも、感染力が強く、これまでのコロナとは明らかに違います。現状では重症者の5人に1人が入院できなくなるという深刻な事態です。大切な命を守るため、保健所と医療現場に早急に人的支援をお願いします。

【保健師の声69】2021.4.21

変異株の怖さや感染力の強さなど、もっと若い人や地域住民のみなさんに啓発し、予防のために活動することは、公衆衛生、保健師活動の基本だけど、今は余裕がなくて十分にできないことがつらく、申し訳なく思います。

【保健師の声70】2021.4.23

「今日こそ終電で」と思い、保健所を飛び出しましたが、まだ4人が残ってました。毎日二桁の陽性者の発生、施設や学校での集団発生も増えて雪だるま状態。雪だるまは途方もない大きさとなり、もはやこの人数ではもはや無理です。

【保健師の声71】2021.4.23

誰がいつ倒れてもおかしくないし、いつ自宅療養や自宅待機の方が急変して大事に至らないかという限界の状態になっています。学校や施設関連の問い合わせも増え、保健所だけでは答えられないことも多く、もどかしい思いで、話を聞いてとりあえず謝るしかない感じです。

【保健師の声72】2021.4.26

連日1,000人単位で陽性者が増え、自宅療養者も増え続けて、保健所は異常な事態が続いています。先週土曜日も、感染症チームの保健師は朝から出勤し翌日明け方まで仕事をしていました。「見回り隊」よりも、今すぐ保健所に応援要員が必要です。

【保健師の声73】2021.4.29

今日も救急車内で酸素を投与し続け、ぎりぎりの対応を続けていますが、まだ入院できない。命をつなぐことが保健師の仕事のはずなのに、それができなくなっています。「入院させなければ」と思いながら「入院しなくて大丈夫」と言わなければならない毎日が辛すぎます。

【保健師の声74】2021.4.29

今日疫学調査をした方が先週30歳代のご子息を亡くしたと号泣されていました。「入院できていたら死んでいなかったかもしれないと思うと毎日つらい」と。助けを求める人の手を握りしめることができない現状がつらすぎます。

【保健師の声75】2021.5.1

陽性や濃厚接触になった方の中には、対応の遅さやすぐ入院できないことで、怒りや不満を強くぶつけられる方もいます。保健所が入院をコントロールしてるように報道されていますが、入院フォローアップセンターがあり、保健所だけでコントロールできないため板挟みになり苦しいです。

【保健師の声76】2021.5.1

知事のトップダウンで始まった高齢者施設等スマホ検査センターでは、高齢者施設に入所されている方やそこで働く人の検査を拡大していますが、その結果、陽性が判明しても入院先がなく、施設入所のまま待機となり、施設職員の方へ多大な負担をかけるという結果になっていて心苦しい。

【保健師の声77】2021.5.1

高齢者専用の隔離施設等や介護現場への応援体制が不十分なため、そのまま施設が対応しないといけない状況になっています。その結果、検査を拡大しても施設で働く方を追い込むだけになってしまっています。陽性者が判明したときに速やかに入院や隔離のできる体制とマンパワーが必要だと思います。

【保健師の声78】2021.5.3

軽症・無症状者のための宿泊療養ですが、既に中等症の方もたくさん入っていて、配置されている看護師さんだけでは対応できない状況になり「何とかならないか」という電話も保健所にかかってきます。申し訳ないと思いつつ現状ではどうすることもできず、無力感でいっぱいになります。

【保健師の声79】2021.5.4

保健所が状況を確認し「入院が必要」「ホテル療養が必要」と判断してもことごとく拒否されます。感染者が増え続ける中、いっさい体制強化せず「療養先を決めるのは保健所」「患者さんに理解を得るのが保健師の仕事」と言って、責任だけを押し付けられ、どうしたらいいのでしょうか。

【保健師の声80】2021.5.4

全国に先駆けて大阪府がトップダウンで作った入院フォローアップセンターですが、完全に機能不全を起こしています。患者さんとの対応や療養先の判断を全て保健所の責任にしつつ、入院や転院の要請がことごとく断られます。このままでは救える命が救えなくなります。

【保健師の声81】2021.5.8

ある国会議員秘書の方から「電話がつながらない、保健所はもっと仕事をしろ、早く入院させろ」とお叱りの電話。もちろん保健所は対応しなければなりませんが、国の政策で保健所も職員も減らされてきたのに…と思うと、政治って誰のため、何のためにやってるのかと悲しくなりました。

【保健師の声82】2021.5.8

基礎疾患のある高齢の患者さんが自宅療養となり、毎日体調確認をしていますが、家族から「早く入院させて」と。入院フォローアップセンターに伝えるも決まらず、夜中に呼吸苦で救急搬送、入院となりましたが、数日後に亡くなりました。亡くなる方が増え、やりきれない気持ちです。

【保健師の声83】2021.5.24

健康医療部長は「家族も気付かない容体急変が非常に多い」とおっしゃいますが、ご家族はみなさん気付いておられますし、心配して保健所に電話される方もたくさんいます。しかし、それを入院フォローアップセンターに伝えても「無理です」と言われ断られることが多いのが現実です。

【保健師の声84】2021.5.24

「宿泊療養希望者が多く保健所の調整に時間がかかった」という府担当者のコメントが報じられていますが、府保健所ではその日か翌日には調整を済ませていましたが、ホテル療養を本庁にエントリーしても待たされる状態が続いていました。準備してなかった責任を押し付けないでほしい。

【保健師の声85】2021.5.31

第4波での感染爆発、クラスター対応等、連日残業で休めない状態が続き、疲れきってるのに、増加した電話やコピー代、タクシー代の予算が少なくなってるから気をつけてと管理職から指示。民間委託には何十億円とすぐに出すのに。 職員をどこまで精神的に追い詰める気 なのでしょうか。

【保健師の声86】2021.5.31

健康医療部長は「想定できなかった」と言いますが第4波は3波より大きくなると言われてましたし、変異株が増え感染力が強いこともわかってました。保健所ではかなり危機感がありました。第5波に向け現場の意見を聞いていただき、最悪の事態も想定した万全の体制を 取ってほしいです。
 

【保健師の声87】2021.6.3

知事は保健所の体制を強化してると言いますが、そんな実感はありません。専門職の保健師は一気に増やせないと言いつつ、増やせるはずの行政職(事務)も全く増えていません。短期の派遣職員対応ではどうしても限界があります。塩野義製薬からの派遣も一週間程度だけでした。

【保健師の声88】2021.6.10

保健師だけでなく事務職も陽性者が増えると就業制限や入院勧告の書類作成に追われます。「早く書類がほしい」という声もたくさんあります。難病や小児慢性特定疾病等の医療費助成や不妊治療への助成手続きも今年は昨年と違って延期の特例もありませんが職員は1人も増えていません。

【保健師の声89】2021.6.10

陽性者が減っても、就業制限解除通知の発行依頼や入院の公費助成関係の申請など、溜まった仕事が膨大にあります。それなのに人は増えないどころか、上司に「陽性者少なくなったのに何が忙しいの?早く出せないの?」と言われる。心が折られる。モチベーションが保てなくなってきた。

【保健師の声90】2021.7.16

保健所の事務職員が1人も増えず、少ない事務職員に負担が集中し4月以降は毎晩深夜0時頃に退勤するという日々が続いています。過労で倒れる人もいます。ある保健所ではやむを得ず事務の仕事も保健師が対応しなければならなくなっています。

【保健師の声91】2021.7.20

第4波ではどんなに保健所が必要と判断しても「入院する病床がない」「療養ホテルが空いてない」となり、自宅療養者が増えたのに、いつのまにか「保健所の調査が遅れたせいで自宅療養が増えた」という説明になってることに驚愕します。仮にそうだと言うのなら、今すぐ正規職員を増やしてください。

【保健師の声92】2021.7.29

感染者の増加により入院先の確保を心配しています。4波は高齢者の病床確保が課題でしたが5波は若い方の感染が多いので、小児病床が不足しないかも危惧しています。先日も親子とも入院が必要と思われるケースがありました。両親が陽性時の陰性の子の対応の相談にも時間がかかります。

【保健師の声93】2021.7.29

記者会見で発表し準備不足の中で運用された「宿泊療養の迅速化」システムですが「搬送車がない」ということで、療養ホテルへの搬送が遅れるということが起きています。また、配車時間の間違いなどもあって慌てて保健所の車で対応せざるを得ないことも。システムよりも人が必要です。

【保健師の声94】2021.8.4

「ホテル療養使用率50%」「十分確保」等と言ってますが、退所後は消毒等も必要なので全室稼働することはありません。実際にホテルの空きがなく取り合いになっています。いかに早くシステムに入力するかという「椅子取りゲーム」状態です。そのため早朝出勤する保健師もいます。

 

【保健師の声95】2021.8.22

上司に「この発生状況では代休も取らずにやるしかない」と言われました。私たち感染症対応の保健師は年末年始も、ゴールデンウィークも連休もなしで対応しても、ミスをすると叱責される日々です。最近は終電にも乗れずタクシー帰宅。夜間電話当番もあり、睡眠が取れないことも。

【保健師の声96】2021.8.22

感染者が増え続ける中、土曜日もフルで出勤し、終電の2本前の電車に何とか乗れました。まだ、保健師長と数名の保健師が残っています。いったいいつまで続くのか。現場はもう限界を超えています。

【保健師の声97】2021.8.23

子どもを保育所に預けて働いています。近隣の保育所での感染もあり、いつ濃厚接触者になるか不安でいっぱいです。朝出勤したら帰れない日々が続いているので、配偶者にお迎えをお願いしていますが、毎朝子どもに「今日はお母さん迎えに来る?」と聞かれるのが、とてもつらいです。

【保健師の声98】2021.8.23

家に帰って休んでいても、ふと、昨日調査した方の検査予約ができていただろうか…と不安になり、職場に電話して確認しました(無事にできていましたが💦)。睡眠時間も十分取れず、頭が働かず、だんだん記憶がなくなっている気がしてとても怖いです。

【保健師の声99】2021.8.23

週末は予定していた研修も受けられず23時過ぎまで頑張りましたが、積み残しが出てしまいました。派遣で来られている方も月末で辞められるし、塩野義製薬からの派遣の方も今月末まで。通常業務を止めても追いつきません。とにかく人が足りません。直ちに応援職員が必要です。

【保健師の声100】2021.8.25

18:30を過ぎて50件近い発生届。気持ち的にはお手上げですが、みんなで必死に調査にあたります。自宅療養も増え、健康観察もかなり負担になっています。入院先がなく「見捨てるのか」と怒鳴る方もいます。共感してじっくり聴くだけの心の余裕がなく謝ってばかりで情けなくなります。

【保健師の声101】2021.8.25

連日100件近い(超える)発生があり、どんなに頑張っても積み残しも出てしまいます。できるだけ早くしたいと思いますが、限られた人数ではお待たせしてしまうことになります。電話をかけるたびに「待たされた。遅い」とお叱りを受けたり、怒鳴られたりすることもしばしばあります。

【保健師の声102】2021.8.25

昨夜も遅くまで残ったので、朝、電車の中で睡魔とたたかっています。身体から疲れが抜けていません。頭がスッキリしないので、コンビニでカフェラテを買ってカフェインに頼って今日も頑張ります。まずは駅から保健所まで事故に遭わないように気をつけます。

【保健師の声103】2021.8.25

自宅療養者が増えれば保健所の仕事も増えますが、宿泊療養者のフォローも保健所の仕事です。宿泊療養中の方からの問い合わせも保健所にかかってきます。療養解除の判断やホテルで何か問題が起きると保健所が対応しなければなりません。とにかく保健所の人が足りません。

【保健師の声104】2021.8.25

ホテル療養の方が増えていますが、療養中の方から保健所への「食事がつらい」という訴えも増えています。「日々食べられなくなっていく。家に帰りたい」「油っこすぎて喉を通らない」など。安心して療養できる環境整備をお願いしたいです。

【保健師の声105】2021.9.2

土日も夜も頑張っていただいてた派遣の方が派遣元の都合で他の保健所へ派遣されることになりました。この数か月何のために労力をかけてきたのかと思ってしまいます。また新たな方が来られますが、結局は現場で一から経験を積んでもらうしかありません。長期的な人の配置が必要です。

【保健師の声106】2021.9.2

連日2000人、3000人と感染者が増え続け、保健所管内でも100人、150人を超える発生があります。今の人数では全然追いつかず、深夜まで頑張っても翌日への積み残しがあり、仕事はたまってく一方です。「もう限界」という声があちこちから聞こえてきます。今すぐ人を増やしてください。

【保健師の声107】2021.9.3

知事が大々的に発表したカクテル療法ですが、申し込める枠は府内18保健所で原則1日1名ずつです。毎日のように保健所管内で100人を超える感染者が発生しているので、全く「受け皿」は足りていません。「なぜ私は受けられないのか」と怒りの矛先が保健所に向くこともあります。

【保健師の声108】2021.9.4

毎朝「病院から陽性と連絡あったのに保健所から連絡がない」という電話が入ります。「すみません。順番に…」と伝えますが、中には「自分の家族でも同じことが言えるのか」などのお叱りを受けることも多々あります。陽性者が増えこれ以上どうしようもできないことがとても辛いです。

【保健師の声109】2021.9.4

感染症対応をしているある若手保健師は睡眠時間2時間の日が続いているそうです。また別の保健師はストレスから全身にジンマシンが出ているそうです。みんな身も心もボロボロです。誰か倒れないか心配でなりません。

【保健師の声110】2021.9.8

宿泊療養施設が増えるのは良いことですが、同時にこれまで入所を断られていた障がい者の方、介助・介護の必要な方、少し認知症のある方、日本語が話せない方なども入れる施設も作ってほしいです。

【保健師の声111】2021.9.8

過労死ライン超えの時間外勤務が続き、毎月のように産業医面談に呼び出されますが、毎回「保健所だから仕方ないよね」と言われるだけです。先日は「先生(産業医)から人を増やすように言ってほしい」と伝えましたが「それは自分でやってください」という返答でした。

【保健師の声112】2021.9.8

感染者が減らない中、保健所の業務はパンク寸前です。それでも「少しでも早く」「何とかしなければならない」との思いで保健師は懸命に頑張っています。週末は明け方まで仕事をすることもあり、22時間勤務をしている人もいます。異常事態です。

【保健師の声113】2021.9.12

昼休みはないのが当たり前の状態が1年以上も続いています。夕方に急いでお弁当をかきこみながら、メールチェックや入力作業などの食べながらでもできる仕事をするのが当たり前になっています。そして、そのまま深夜まで働く日々です。

【保健師の声114】2021.10.3

感染者が減ったとはいえ毎日数百人が感染し、多くの方が宿泊療養されています。たくさんの要望、苦情も寄せられます。食事(弁当)の成分やカロリー表示をしてほしい。排水口が詰まって汚水が逆流する。部屋の備品に不具合があってもすぐに交換されないなど。至急改善が必要です。

【保健師の声115】2021.11.9

第5波のとき、ある職員は月180時間の時間外勤務、ある職員の休日出勤は朝8時半頃から翌日朝6時までのこともありました。感染者数は減っているとはいえ下げ止まり。休日出勤体制も継続しています。ふと、みんなよく生きてるなと思うことがあります。

【保健師の声116】2021.11.9

保健所は公衆衛生を担う行政機関であり、コロナ対応だけが仕事ではありません。地域住民のみなさんの健康の保持・増進に関するさまざまな分野での業務を行なっています。いわば、予防活動が本来の業務です。そんな通常業務を後回しにして、目の前のコロナ対応に追われています。

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