労働組合が粘り強く交渉した成果 昨年4月に遡って地域手当を引上げへ

2月給料より引上げ 差額は3月給料で支払

 1月26日、府立病院機構当局は、この間、府職労・府立病院労組が要求し、交渉し続けてきた「地域手当の引上げ」を実施することを明らかにしました。(現行11%→11・8%(医師等は15%→16%))
 2月の給料より引上げるとともに、昨年4月(2021年4月)に遡って引上げ、4月~今年1月までの引上げ分(一時金(ボーナス)、時間外手当も含む)の差額については、3月の給料で支給すると説明しています。
 今回の引上げは、府職員の地域手当が2019年4月より引上げられたことを受け、府職労・府立病院労組が要求してきたものです。
 当初、府立病院機構当局は「病院経営」を理由に引上げに応じませんでしたが、粘り強く何度も交渉することによって実現しました。

労働条件を良くするには労働組合が不可欠

  労働組合が声をあげるからこそ、少しずつでも労働条件が改善されています。昨年、一昨年は、府職員をはじめ公務員の一時金(ボーナス)が2年連続で削減され、府立病院職員もそれに準じた取り扱いとされそうでしたが、府職労・病院労組が声をあげることで阻止しています。
 今回の地域手当の引き上げについても府職労・病院労組の要求と交渉によって実現しました。
 みんなの働く条件を良くするためには、労働組合は必要不可欠です。労働組合が活動できなくなると、必ず労働条件は悪くなります。
 労働組合の活動を保障するには、一人一人が加入して支えるしか方法はありません。
 ぜひ、労働組合、府職労・病院労組に加入してください。

【PDF版(約0.5MB)】

 

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