府職の友号外 WTC(咲洲庁舎)への執務室移転提案

6月30日、府当局は府職労に対し、咲洲庁舎(WTC)への「執務室移転案について」提案し、「WTC移転についての通勤手当の認定について」説明しました。WTC購入について、府職労は移転反対の立場から取り組みを強化してきました。移転条例については2度にわたり府議会で否決されましたが、購入議案、重要財産取得議案が可決されたことから、執務室移転が具体化されたものです。府職労はWTC購入・移転はムダであり、その費用を府民生活や中小企業支援にこそ活用すべきと指摘し、移転については府民・職員が使いやすく、業務が円滑に遂行できるものとなるよう職場からの意見集約を行い、当局対応を強化するものです。

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提案に対し府職労は、快適職場指針を遵守し、職場スペースは職員・非常勤等含め1人当たり7㎡以上とすることなど、職員の職場環境の改善、福利厚生の充実などについて当局を質しました。
当局は「快適職場指針については参考にする。スペースは全体としては7㎡を上回っているが、個々の執務室は7㎡を下回っているところもある。ただし、5㎡は確保している」と答えました。また「カードスリットは2階のEVが渋滞するため1階に設置、自動販売機はいくつかのフロアに置くことを検討、女子更衣室は人数に応じた面積で各フロアに確保し、鏡・手洗い・ロッカーと下にはカーペットを敷く。ガラス部分は目隠しフィルムとする。ソファー等は持っていくことができれば置く事は可能。男性はこれまでどおり執務室内でお願いしたい」と説明しました。府職労は「更衣室は廊下から直接はいることになっているが、防犯上問題がある。最低でも鍵などが必要」と指摘し、検討するよう求めました。
また、逓送便等の文書発送等については「今後の課題、分室をつくることも検討」としています。
「公用車・来庁者等の駐車場は、地下に700台ほど確保、運転手控え室は執務室に確保、職員食堂は、現在6階にある食堂を検討している」としています。
休養室の確保、安全衛生委員会の設置、府民への周知や府民にわかりやすい案内表示については、いずれも検討中であると説明しました。
職員診療所については「設置しない。ビル内のクリニックでお願いしたい」としています。
また、府民が本庁とWTCを誤って来庁した場合の対応として、WTCと本館を往復することのないように本庁(本館)へ接続する交通手段の確保などを検討するよう求めましたが、当局は「考えていない。テレビ電話等で対応を検討中」と答えたため、業務の関係(例えば契約関係など)で業務に支障のないようにすべきとあらためて指摘しました。
空調時間については「勤務時間内としたい。残業などする場合はあらかじめ届けてもらえば、その部分は延長できる」としています。
保育・介護要件のある人への異動等の配慮については「これまでどおり、対応できる部分は対応したい」としています。
また、通勤手当の認定については「経済的合理性だけでなく、時間的合理性も検討すべき」と指摘しました。

当局は7月21日までを協議期間としていることから、府職労は、職場からの意見を集約し、労働安全衛生や福利厚生、労働条件などについては本部で対応するとともに、スペース・職場配置・業務に関係することなどについては各支部・職場と部局とで対応することとしています。みなさんのご意見をよろしくお願いします。