【府職の友号外】府職労・病院労組の要求で実現!新型コロナウイルス特殊勤務手当 日額3,000円の支給を回答

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、連日連夜、府民のいのちと健康を守る最前線で必死に頑張っておられるみなさんに、心から敬意と感謝を申し上げます。ありがとうございます。
感染拡大に歯止めがかからない状態が続くもと、府立病院の新型コロナウイルス感染患者の受け入れも拡大し、すでに病床は満床状態となり、大阪府からの要請によってさらに拡大する動きになっています。
こうした事態を踏まえ、府職労・府立病院労組は、3月3日に要求書を提出し、360円の特殊勤務手当を大幅に増額するよう求めていました。
その後、3月31日には「新型コロナウイルス感染症患者が入院する病棟(以下「コロナ病棟」という)」へ専ら勤務する職員等に、3月1日にさかのぼって月額1万4600円(日額は360円のまま)を支給するという回答を得ましたが、府職労・病院労組は、コロナ病棟へ応援に行った看護師等が対象になっていないことや金額水準が低いことを指摘し、再検討を求めていました。
4月15日にはあらためて緊急要求書(裏面掲載)を提出し、医師・看護師等の病院職員の安全確保と労働条件改善を求めました。
その後、病院機構より提案(別掲参照)があり、①コロナ病棟勤務の医師・看護師・技師・看護助手に対し、月額2万5千円(緊急事態宣言下においては日額3000円)を支給、②コロナ患者の治療・看護、病原体付着物の処理、病原体の検査等、患者と直接対応した職員に対し、日額1000円(緊急事態宣言下においては日額3000円)を支給するとし、4月1日にさかのぼって実施するとしています。
労働条件にかかわる事項であり、本来であれば労働組合との協議を行うもですが、現在の状況の中、いち早く対応するため、協議は省略し、直ちに実施するよう求めました。
また、その他の要求項目(職員の安全確保、必要物品の確保、看護師等の増員など)についても引き続き努力するよう求めました。
緊急時だからこそ、労働組合がしっかり現場の状況を把握し、要求することで労働条件を向上させることができます。
引き続き、府職労・病院労組は、府立病院職員が緊急時であっても、安全に働き続けられるよう取り組みを進めます。そのためにも、みなさんの府職労・病院労組への加入を心より呼びかけます。

 

2020.04.16 病院特勤手当引上げ(両面)のサムネイル

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