「見回り隊」よりも 府民の命と生活守る仕事の応援を

「見回り隊」を体験して
協力金給付を待ち望む切実な声

 土曜日に感染防止対策の徹底の実地調査(見回り隊)の応援業務に参加しました。

 大手チェーン店は、店長さんといえど雇われている方だと思うので、こちらの質問に対しては「はい、はい」という返事がほとんどでした。

 しかし、ラーメン屋さんなどの個人経営の飲食店では「お前ら委託やろうけど、こんな確認は意味あるのか?」「回ってくる金や時間があるなら1月分の協力金まだ入ってないので早く振り込んでくれ!」「うちは店員にも休業補償を出している。お金が入ってくるルートなく困っている」「コールセンターに何度電話しても『早急にします』『こちらは委託を受けているだけで』って言われるだけで、あまりにも他人事ではないか」「委託の人かもしれないけど、ちゃんと声を伝えてほしい。今までずっと我慢してたけど、もう我慢の限界。ちゃんと府民の声を届けてほしい」等の声も寄せられました。

 この日は全部で18軒くらい回りましたが、小さな個人のお店の多くは何となくあきらめムードだったように感じます。そんな中でも毎回聞くのは「給付の遅さ」でした。

 実地調査への応援よりも協力金給付業務や保健所、健康医療部などへの応援こそが必要なのではないでしょうか。昨年は業務を見直しして全庁でコロナ対応したのに、今年は変異株もあって感染者も死亡者も急激に増えているにもかかわらず、なぜ応援体制の強化をしないのでしょうか。

深夜まで残業が続く時短協力金給付業務

 商工労働部で時短協力金給付業務にあたる職員は連日深夜までの残業が続いています。基本的には業務委託を行っていますが、協力金の給付が遅れているため、応援体制を組んで対応しています。中には、深夜2時、3時まで仕事をしている職員もいる状態が続いています。

 速やかな協力金支給のためにも体制の強化が必要です。

ページトップへ