My Story ~私と労働組合(18)~ 変えるために声をあげたい

始発や終電で働くのは当たり前

「労働組合に加入したい」と思った2つのできごとがあります。私は大阪府庁に入庁して6年が経ちますが、府庁入庁前は民間企業で勤務していました。

民間企業では、労働組合が現実にあるということも知らず、教科書の中だけの話だと思っていました。だから毎日始発で出勤し、終電で帰るような労働環境で働いていることが当たり前と感じていて、休日は一日中寝ているか、日用品の買い出しに行くぐらいで、自分の趣味などに時間を割くことはあり得ませんでした。そんな経験があった中で公務員の世界に踏み込みました。

「民間よりは良い労働環境だろう」と思っていましたし、新規採用者向けの組合説明会で労働組合の説明もありましたが、当時の私は気に留めることはありませんでした。

 

労働環境は自ら声をあげて変えるもの

入庁して2年目のとき、職場の方に「労働組合のイベントがあるので参加してみないか」と誘われて参加したのが一つ目のできごとです。

それまで感じていた労働組合のイメージは、加入しなくても恩恵を受けられるうえ、民間に比べると遥かに労働環境が改善されていたので加入するメリットはないというものでした。

しかし、加入してみると、その恩恵は多くの組合員が日々の業務や日常生活を過ごす中での不安や悩みを声に出しているからこそ、私たちの労働環境が良くなり、働きやすい職場へと変わっていっているということを実感しました。

このことをきっかけに「思っているだけでは変わらない、変えたければ自ら声をあげないと!」と思うようになり、もっと自分たちの悩みなどを伝えたい、伝えなければと思い、労働組合に加入しました。

 

組合に加入するからこそつながれる

そして加入してから気づいた組合員だけの恩恵もありました。それは職場や職種を超えた組合員どうしのつながりがあるということです。これが二つ目のできごとです。きっかけはコロナ禍の中、保健所への応援業務に出向いたときでした。

当時の保健所はコロナ対応でひっ迫し、簡単に「忙しい」という言葉では言い表せない「地獄」のようでした。そんな中での応援業務は、はっきり言って何をするかもわからなく、自分が戦力にならないのではないかと不安でいっぱいでしたが、保健所で組合に加入している組合員さんが忙しいにもかかわらず、「困っていることはない?」「ほんとに助かるよ」と声をかけていただき、とても救われました。「組合員の石野くんが応援業務に来てくれるって、府職労から教えてもらっててん」と言われ、組合に加入するということは、いろいろな職場の組合員ともつながれると感じました。

 

おかしいことをおかしいと共有できる仲間がいる

組合に加入していなかったときと加入してからの現在を比較すると、これまで少し疑問に感じたとしても「まぁいいか」と流していたことを、他の人と共有することができ、おかしいことはおかしいと言える環境に変わったと感じています。

そして異動を経験したからこそ、今まで以上に「つながり」が大事だと実感し、異動先に組合員がいるということは本当に安心することだと思いました。

みなさんも「これって私だけがおかしいの?」と疑問に思ったり、異動後に心細いなと思ったことがあると思います。だからこそ、労働組合に加入しましょう。加入することは何かを変えることにつながります。

今からでも遅くありません。いつでも大歓迎です。今後みなさんと一緒に働くときに同じ組合員であれば私自身もとてもうれしく思います。

 

労働組合加入はこちらから▼

https://www.fusyokuro.gr.jp/participation

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